阪神電気鉄道と阪急電鉄は2020年6月中旬から順次、両社が保有する全ての車両の車内に抗ウイルス・抗菌加工を行います。両社は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、定期的に車内を消毒し、乗務員のマスク着用などの取組みを進めていますが、さらに安心して乗車できる環境を整備します。
実施されるのは、インフルエンザウイルスなどへ効果が数年間持続することが確認されている抗ウイルス・抗菌剤の噴霧加工です。6月中旬から9月末にかけて、阪神電鉄が保有する全ての車両358両、阪急電鉄が保有する車両約1,300両の座席、つり革、握り棒、窓など車内全般に実施されます。
抗ウイルス・抗菌加工済みの車内には、ステッカーを掲出します。なお、この抗ウイルス・抗菌剤が人体や環境に与える影響はありません。