叡山電鉄と三陸鉄道は2020年6月20日(土)から9月30日(水)まで、連携企画「悠久の風~南部風鈴によせて~」を開催します。新型コロナウイルス感染症の影響により、期間や規模を縮小しての開催です。
叡山電鉄と風の駅「旅の情報ステーション京都」が毎年夏に開催するイベント「悠久の風」に、三陸鉄道も協力して京都と岩手をつなぎます。叡山電鉄沿線の鞍馬と岩手県が源義経ゆかりの地であることから、源義経が生きた地域の風を感じてもらおうと、2013年から開催してします。
「悠久の風~南部風鈴によせて~」では、三陸鉄道宮古駅のホームに約40個、叡山電鉄鞍馬駅のホームと待合室に約190個の南部風鈴を取り付けます。
このほか叡山電鉄では、三陸鉄道カラーの電車712号車を風鈴電車「悠久の風号」として運転し、ヘッドマークを掲出、車内に南部風鈴を吊るします。三陸鉄道では、36-717に叡山電鉄「悠久の風号」と共通のヘッドマークを取りつけます。
また、三陸鉄道の久慈駅跨線橋、叡山電鉄の鞍馬駅で、2019年に開催した「第7回悠久の風フォトコンテスト」入選作品を展示するほか、鞍馬駅で叡山電車オリジナル短冊仕様の南部風鈴を販売し、売り上げの一部を三陸鉄道に寄付します。