英の新高速鉄道「HS2」向け車両製造、候補企業に日立など5社

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日立がHS2向け車両として開発する計画の「AT-400」

©Hitachi Rail Europe

日立レールヨーロッパは2017年11月2日(木)、イギリスで計画されている高速鉄道路線「High Speed 2(HS2)」向け車両製造の候補企業に、同社が選定されたと発表しました。

事業者選定の候補は、イギリス政府が設立した「HS2 Ltd」が公表したもので、日立レールヨーロッパのほか、アルストム、シーメンス、ボンバルディア、パテンテス・タルゴの計5社が選定されました。車両製造者として最終選定された場合は、最高時速360キロで走行する車両の設計と製造、保守を担当します。契約金額は27億5,000万ポンド、日本円で約4,200億円となります。

「HS2」は、ロンドン〜バーミンガム間で2026年から運行を開始する予定の高速鉄道です。日立レールヨーロッパは、「High Speed 1」として敷設された高速鉄道「CTRL」向けの車両「クラス395」を納入した実績などがあります。

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