JR東海は2020年7月20日(月)から、「ひさびさ旅は、新幹線!」キャンペーンを展開します。(1)新型コロナウイルス感染症対策、(2)テレビCMや特設サイトでのキャンペーン宣伝、(3)キャンペーン向け旅行商品の設定と販売、(4)EX早特商品の設定日の拡大を組み合わせたキャンペーンです。
感染症対策として、余裕を持った本数で運転し、混雑の緩和に努めているほか、消毒・清掃、飛沫感染の防止策を講じています。一連の取り組みについて、駅のデジタルサイネージでピクトグラムや動画を使ってわかりやすく紹介します。
キャンペーンの宣伝は、「ひさびさ旅は、新幹線!~旅は、ずらすと、面白い~」のキャッチコピーで展開します。特設サイトでは、「伊勢神宮は早朝の清々しさが良い」「京都国立博物館はもちろん中も良いが庭から見る夕日がたまらない」など、独自の視点を持つアドバイザーの旅のヒントを紹介し、「定番」から時間、場所、旅先の移動手段や行動を「ずらした」具体例で、混雑や「3蜜」を避ける楽しみ方を提案します。こうしたイメージをテレビCMやポスターで8月下旬から展開します。
旅行商品は、JR東海ツアーズが企画、販売します。シェアサイクル1日パス、水上バスの周遊券、有名寺院の時間外拝観などのアクティビティ、現地での楽しみを選べる商品です。店舗に行かず相談できるリモート型の旅行相談窓口を設けるなど、接触感染の防止にも努めます。ツアーは8月22日(土)出発から9月27日(日)帰着までの土、日、祝日の販売です。
EX早特商品は、比較的座席に余裕ある平日に旅行しやすいよう、土休日のみに設定していた「EXのぞみファミリー早特」を平日にも拡大します。東京・品川〜名古屋間は通常より1,350円安い9,950円、東京・品川〜京都間は2,150円安い12,020円、などと設定しています。設定期間は、8月3日(月)から12月11日(金)の平日の乗車分です。
なお、JRグループは、共同キャンペーン「旅に出よう!日本を楽しもう!」で鉄道旅の魅力を紹介し、地域の賑わいを取り戻す取り組みを展開しますが、こうした活動と合わせ、自粛後の旅行に東海道新幹線を利用してもらうよう、現在の活動を包括的に紹介します。