東京メトロ銀座線、座りたい妊婦を周囲に通知する「&HAND」を実証実験 12月中旬

ニュース画像:「&HAND」 イメージ - 「東京メトロ銀座線、座りたい妊婦を周囲に通知する「&HAND」を実証実験 12月中旬」
「&HAND」 イメージ

©東京メトロ

東京メトロは、大日本印刷、LINE、「アンドハンド」プロジェクトと連携して、座席に座りたい妊婦の乗客と、座席を譲りたい乗客の「善意をつなぐ」実証実験を、2017年12月11日(月)から12月15日(金)までの5日間に行います。

プロジェクトメンバーの4者では、「やさしさからやさしさが生まれる社会」の実現を目指す「&HAND」構想の実現に向けた取り組みを進めています。「&HAND」構想は、コミュニケーションアプリのLINEなどを活用して、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と、手助けしたい人をマッチングし、具体的な行動を後押ししていくものです。

今回の実証実験では、趣旨に賛同したサポーターに、あらかじめ「&HAND」のLINEアカウントに友達登録してもらい、妊婦の利用者が「&HAND」のLINEアカウントに「座りたい」とメッセージを送信すると、サポーターにメッセージが伝わり、座席を譲ることができるという仕組みで実験されます。

実験は、銀座線の指定列車の最後尾車両で行われます。指定列車は12月11日(月)から12月15日(金)までの、上野発10時8分、11時8分、13時47分、14時47分の列車と、渋谷発10時55分、11時55分、14時31分、15時31分の列車の合計8本が対象です。指定列車には、目印となる腕章をつけたスタッフが同乗します。

プロジェックトメンバーでは、今後、実証実験で得られたデータを検証し、実現に向けた改良を進め、駅構内外での別の困り事に対しても課題解決ができように「&HAND」運動を進めていく予定です。

詳しくは、東京メトロまたは「アンドハンド」プロジェクトのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/12/11 〜 2017/12/15

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。