JR西日本、忘れ物の傘の保管期間を2週間に短縮する「忘れ物センター」を拡大

ニュース画像:JR西日本 大阪駅 - 「JR西日本、忘れ物の傘の保管期間を2週間に短縮する「忘れ物センター」を拡大」
JR西日本 大阪駅

©RailLab News

JR西日本は、天王寺忘れ物センター、博多駅忘れ物承り所で2016年12月1日から実施している忘れ物の傘の保管期間を2週間とする箇所を拡大します。2017年12月1日(金)の預り分から、追加する9箇所で2週間に預かり期間を拡大します。

忘れ物取り扱い件数は年々増加し、JR西日本では、2016年度は120万件を扱いました。一方、落とし主への返却率は3割程度で、駅や同社「忘れ物センター」、警察署の保管スペースが逼迫、特に、大きな保管スペースが必要なものの返却率の低い「傘」は保管業務の多くの時間が費やされているとしています。こうした忘れ物は、遺失物法にもとづいて管理され、現在は警察に提出後3カ月間保管されています。

JR西日本は、「特例施設占有者」として、警察に提出せずに自社で保管することができ、一定の要件のもと「傘」などの物品は、警察に保管の届出をした翌日から2週間以内に落とし主が見つからない場合は、売却、廃棄などの処分ができます。同社は2016年4月に、警察庁から同規定を積極的に活用するよう要請を受けていました。

要請を受け、JR西日本は2016年12月から、警察庁、大阪府警、福岡県警の指導のもと、大阪の天王寺忘れ物センター、博多駅忘れ物承り所では、持ち主が特定できない傘について、保管の届出の翌日から2週間経過後に処分しています。今回、12月1日(金)から、この取り扱い箇所が2箇所から11箇所に拡大されます。対象箇所は以下の通りです。

■取り扱い拡大箇所
・金沢忘れ物センター
・京都忘れ物センター
・大阪駅忘れ物承り所
・姫路忘れ物センター
・岡山忘れ物センター
・福山忘れ物センター
・広島忘れ物センター
・新山口忘れ物センター
・小倉駅忘れ物承り所

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。