世界最速の芸術鑑賞「現美新幹線」、2020年12月に運行終了

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©おなだいさん

JR東日本は2020年12月、世界最速の芸術鑑賞「現美新幹線」の運行を終了します。現美新幹線は、JR東日本が取り組む単なる移動手段でなく、列車に乗ること自体が旅行の目的になる魅力的な列車づくりとして、2016年4月29日(金)に越後湯沢~新潟間で運行を開始しました。

世界最大規模のアートイベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の開催に合わせ、車内にはカフェ空間やキッズスペースなどが設置され、「のってたのしい列車」として登場し、列車の空間デザインの枠を超えた車両として人気を博しました。

運行は主に新潟県内でしたが、2017年10月には大宮〜新潟間で運行し、初めて新潟県外で営業運転をしたほか、2018年10月には初めて上野駅まで営業運転を行いました。2018年12月16日(日)には「現美新幹線」として乗車10万人を達成し、2019年10月には初めて東京駅へ乗り入れています。

発表されている運転日は、8月1日(土)以降、土曜日と日曜日、祝日を中心に41日間です。いずれも新潟、または越後湯沢発で3往復を計画しています。JR東日本新潟支社はラストランに向け、お楽しみメニューの展開やおもてなしの企画を計画しています。

期日: 2020/12/19まで

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