小田急電鉄の片瀬江ノ島駅は、2020年7月30日(木)、駅舎改良工事を完了しました。工事は2018年2月から実施され、2020年2月には新駅舎の一部供用を開始していました。
新駅舎の外観には、神社仏閣の技法である竜宮造りが採り入れられ、細部にまでこだわった装飾品の数々が遊び心を加えています。竜宮造りの特徴である建物の上部には、伝説をもとに天女と龍があしらわれているほか、屋根上5カ所にイルカの像が設置されています。
日没後には新駅舎にライトアップが施されます。四季を想起する色合いをベースとした「ふだん」と、そこに江の島の波や風をイメージさせる演出を加えた「宴」の2パターンを交互に実施するほか、花火大会やクリスマスなどのイベントの際には、特別なライトアップを行います。
また、2か所ある改札口の間には、新江ノ島水族館とコラボレーションした大型の「クラゲ水槽」が設置されました。駅にいながら、まるで海中にいるような、不思議な気分を味わえます。水槽の裏面には大型のデジタルサイネージを設置し、新江ノ島水族館の水槽の映像等を放映します。
改札通路は1通路増えて全8通路となり、利便性も向上しました。