小田急電鉄は、2020年度に新型通勤車両「5000形」の増備、30000形「EXE」の「EXEα」へリニューアルする投資を予定しています。7月31日(金)、2020年度の鉄道事業設備投資計画が発表されました。
新型「5000形」は、2019年のデビュー以来1編成のみ運用されていますが、2020年は4編成が追加増備されます。この車両は、複々線完成後の新たな通勤車両として、拡幅車体の採用や空間の広さを追求したデザインを採用しています。
30000形の「EXEα」へのリニューアルは、2020年度は1編成のみ実施されます。このほか、通勤車両「1000形」1編成をリニューアルし、車内LCD表示器、自動放送装置などが設置されます。
このほか、7月に完了した片瀬江ノ島駅リニューアルや参宮橋駅の改良工事、下北沢駅、登戸駅1・2番ホームへのホームドアを設置、愛甲石田〜伊勢原間、東海大学前〜秦野間における法面の強度向上、2021年春開業予定の「ロマンスカーミュージアム」建設などが進められます。