渋谷区観光協会が渋谷駅前で観光案内所として活用していた「青ガエル」が2020年8月3日(月)未明、秋田県大館市へ向けて出発しました。
「青ガエル」は1954(昭和29)年から1986(昭和61)年まで活躍した東急5000系(初代)です。緑の単色塗装と丸みを帯びた外観から愛称「青ガエル」として親しまれてきました。
移設先は、忠犬ハチ公を縁として交流を続ける、秋田県大館市に誕生した大館市観光交流施設「秋田犬の里」で来場者用の休憩スペースとして使われる予定です。
当初は2020年5月下旬から6月上旬にかけて、ハチ公前広場から搬出、運搬、移転作業を実施し、7月ごろに大館市にて展示の予定でしたが新型コロナウィルスの影響により延期となっていました。
長年、渋谷を見守ってきた「青ガエル」は鉄路ではなく、陸路輸送で3日間をかけて新天地の大館へ到着予定です。