JR東日本は2020年8月、安全・安心への取り組みとして危険物探知犬の運用試験を実施します。東京、上野、大宮の3駅で真夏を迎える酷暑の時期にあわせ、探知犬の探知能力、警備上の最適な運用方法を検証します。
危険物探知犬の鉄道での活用は2019年12月、国土交通省が東京オリンピック・パラリンピックを見据えたセキュリティ向上の方策として、東京駅で危険物を検知する実証実験を実施しました。この際、セントラル警備保障が運用し、JR東日本とJR東海が協力しました。
今回のJR東による試験は、国交省の実験を踏まえた取り組みです。危険物探知犬として小型犬のビーグル、大型犬のラブラドール・レトリバーを使い、対象の3駅でセントラル警備保障と運用を行います。
東京駅は8月18日(火)から8月31日(月)の毎日、上野駅は8月19日(水)から8月31日(月)の奇数日、大宮駅は8月20日(木)から8月30日(日)の偶数日に実施します。各駅、新幹線乗換改札口付近で実施し、危険物探知犬は8時から21時のうち8時間程度、稼働します。