JR北・南海電鉄・名鉄、社員の新型コロナウイルス感染を公表

JR北海道、南海電気鉄道、名古屋鉄道の3社は、社員や業務委託先社員の新型コロナウイルス感染が判明したと公表しています。鉄道関連業務に携わるスタッフの感染確認は7月下旬から顕著になり、8月も感染事例が全国で相次いでいます。

JR北海道では札幌車掌所で車掌業務に従事する20代男性社員の感染が判明しました。当該社員は、札幌圏及び在来線特急列車の乗務、車内改札、巡回を担当しています。直近では8月3日(月)に室蘭6時54分発札幌行き特急すずらん3号の苫小牧~札幌間に乗務、車内改札補助をしていました。最終出勤となる8月3日(月)に症状はなく、8月4日(火)以降体調不良が続き、8月8日(土)に陽性が判明しています。

南海電気鉄道では、業務委託先社員で特急サザン客室乗務員の20代女性の感染が判明しました。当該社員は特急サザン座席指定車で、車内アナウンスや環境整備などを担当しています。8月1日(土)から8月2日(日)は泊勤務で特急サザンに乗務、8月3日(月)は休み、8月4日(火)の乗務後、発熱や頭痛、倦怠感を感じ途中退社しました。8月5日(水)以降は休み、8月8日(土)に味覚異常を感じ医療機関を受診、PCR検査で陽性と判明しました。

名古屋鉄道では、運転士として名古屋本線を中心に乗務する運転部門勤務の従業員の感染が判明しました。当該社員は、8月4日(火)の勤務終了後に自宅にて発熱を感じたため同日以降休養していましたが、8月8日(土)に陽性と判明しました。

いずれのケースも、勤務時間中はマスクを常時着用しており、乗客と濃厚接触したという事実はありません。濃厚接触者となる社員や接触した可能性がある関係者は、現在、自宅待機中となります。

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