渋谷駅東口の巨大雨水貯留施設、8月31日供用開始

ニュース画像:雨水貯留施設の内部  - 「渋谷駅東口の巨大雨水貯留施設、8月31日供用開始」
雨水貯留施設の内部

©東急

東急と都市再生機構が整備を進めてきた「渋谷駅東口雨水貯留施設」が2020年8月31日(月)に整備完了し、同日供用を開始します。渋谷駅周辺地域における「水害に強く安全・安心なまちづくりの実現」を目指します。

この施設は、渋谷駅東口広場の地下約25メートル(m)の深さに位置する、南北約45m、東西約22mの大規模構造物で、約4,000立方メートルの雨水を一時的に貯水できる施設です。1時間あたり50ミリ(mm)を超える強い雨が降った場合に取水され、天候が回復した後にポンプで既設下水道幹線へ排水する仕組みです。運用開始後は、東京都下水道局が管理を行います。

渋谷駅周辺は、すり鉢状の地形であるため、降雨時の雨水が溜まりやすいという課題がありました。これらの問題を解決するため、2011年2月に工事着手、2014年8月の掘削完了後から本設工事に順次着手し、施設の整備が進められてきました。浸水への対策を図るとともに、近年増加している集中豪雨などに備えます。

期日: 2020/08/31から

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