リニア静岡工区有識者会議、次回は8月25日 流出湧水の処理が争点に

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国土交通省は2020年8月25日(火)、東京・霞が関の中央合同庁舎3号館において、「第5回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。

静岡工区を巡っては、トンネル掘削において、大井川の水資源減少の懸念から静岡県とJR東海が対立、静岡県が工事に関わる認可を出さず、計画されている2027年の開業が危ぶまれる事態となっています。

国交省は7月9日(木)、水資源の議論を進める間、掘削の前段階に必要な坑口整備を先行して着手することを静岡県に提案したものの、県は同意しない姿勢を示しています。7月16日(木)の第4回会議でも坑口先行整備について議論されましたが、平行線を辿っています。

第5回会議では、トンネルで発生する流出湧水を戻し、水源をどう確保するかについて議論される予定です。

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