JR東、在来線ラーメン高架橋柱の一部耐震診断にも誤り 追加工事へ

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ラーメン高架橋耐震補強事例

©JR東日本

JR東日本は2020年8月26日(水)、在来線ラーメン高架橋について、耐震診断の誤りにより、曲げ破壊先行型と判断していた柱の一部が、耐震補強の優先度が高いせん断破壊先行型の柱であることが判明したと公表しました。

同社では、1月に東北・上越新幹線のラーメン高架橋柱の一部の柱が、耐震診断誤りにより、耐震補強の優先度が高いせん断破壊先行型の柱であることが判明、優先して耐震補強を実施してきました。これに伴い在来線でも再確認を行った結果、耐震診断の誤りが判明しました。

在来線ラーメン高架橋で追加工事が必要となるせん断破壊先行型の柱は、30箇所276本で、速やかに耐震補強を実施する計画です。

せん断破壊先行型は、高架橋柱の地震時において、柱にねばりがなく、急激に大きく破壊するおそれがあります。同社では、せん断破壊先行型の柱を優先して耐震補強を実施し、これに 加えて曲げ破壊先行型の柱のうち耐震性能が低いものから順に耐震補強を進めています。

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