JR西日本は2021年春、きのくに線の紀伊田辺駅~新宮駅間に新型車両として227系を導入します。227系は、2015年に広島エリアで運行を開始した車両で、2019年には万葉まほろば線と和歌山線にも導入されています。
今回の導入に伴い、紀伊田辺駅~新宮駅間の普通列車はすべて2両編成の227系車両に統一されます。現在、きのくに線で運用されている105系の計14両と置き換えられます。
新たに導入する227系は、車載型IC改札機を搭載しており、和歌山県全域でICOCA・ICOCA定期券が利用できます。これにより、きのくに線で導入済みの8駅とあわせ、新たに利用が可能になる21駅を加え、全28駅での乗降にICカード乗車券の利用が可能になります。