山陽新幹線、高架橋柱の耐震診断に誤り14箇所69本で追加工事

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耐震補強の工事例

©JR西日本

JR西日本は2020年9月3日(金)、山陽新幹線の高架橋柱の耐震診断に誤りがあり、14箇所69本で追加工事を実施すると発表しました。誤診が確認された箇所は、高架橋のうち、橋桁と橋脚が一体となった「ラーメン高架橋」と呼ばれる構造です。

高架橋柱の地震時の破壊形式には、急激に大きく破壊する恐れがある「せん断破壊先行型」と、柱にねばりがあり、強い地震動の際に柱の端部付近に損傷が生じる「曲げ破壊先行型」の2種類があります。このうち、「曲げ破壊先行型」と診断していた「ラーメン高架橋」の一部が、正しくは「せん断破壊先行型」であること判明し、追加工事の判断に至りました。

JR西日本は、追加工事が必要な14箇所69本の高架橋柱について、速やかに耐震補強を実施する計画です。

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