JR東、踏切・列車速度の汎用制御システム開発 八高線で走行試験

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試験走行を行うGV-E400系

©JR東日本

JR東日本は、GNSSと携帯無線通信網を活用し、ローカル線への展開を目指した新しい列車制御システムを開発しています。このシステムを利用した走行試験を、2020年9月から八高線で実施します。

この列車制御システムは、GNSSを用いて列車の位置を把握、携帯無線通信網を活用した地上・車上間の情報伝送により、踏切制御と列車の速度制御を行う世界初のシステムです。列車運行の安全性向上と、列車制御システムの大幅なスリム化を同時に実現するもので、ローカル線への導入・展開を目指しています。

9月から2021年1月に八高線の高崎~高麗川間で、踏切制御機能の走行試験を行います。その後、試験結果の評価を行い、2024 年度の導入を目指します。なお、列車の速度制御機能については2021年度の試験を予定しています。なお、走行試験では、GV-E400系が使用される予定です。

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