山陽新幹線、台風10号で異例の車両避難へ

JR西日本は2020年9月5日(土)、台風10号接近に伴い、福岡県内に留置している山陽新幹線の一部を広島、岡山市内の車両基地へ移動させる異例の方針を決めたと毎日新聞が報じています。

大型で非常に強い台風10号は、今までに経験のない暴風、大雨のおそれがあるとして接近前から早めの避難や対策が呼びかけられています。台風10号は6日夜から鹿児島県に接近、上陸する恐れがあります。

9月7日(月)は台風10号の接近に伴い、山陽新幹線の広島駅~博多駅間および博多南線で始発列車から終日運転を取り止めます。新大阪~広島駅間は、列車本数を減らして運転します。この影響区間、運休の時間帯は台風の進路によって変更する場合があります。

2019年10月に発生した台風19号では、北陸新幹線車両が、また、2020年7月の九州豪雨では、くま川鉄道の車両が浸水被害に遭うなど各社で深刻な被害を受けていることから、今回の避難措置は被害を最小限に抑えるための懸命な措置と考えられます。

期日: 2020/09/05から

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