台風10号接近、JR九州・JR西が計画運休

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JR九州、JR西日本は台風10号の接近に伴い、列車の計画運休を実施します。大型で非常に強い台風10号は、引き続き発達しており、2020年9月6日(日)昼過ぎには暴風域に入り、夜遅くに鹿児島県に接近、上陸のおそれがあります。気象庁は、鹿児島県に特別警報発表の可能性を予告しており、これまでに経験したことのない暴風、高波、高潮の可能性があり、暴風が吹き始める前の9月6日(日)午前中の避難を呼びかけています。

JR九州は、九州新幹線を昼前後から終日運休します。博多〜熊本間は、上りが熊本発15時2分のさくら560号から、下りが博多発15時24分のさくら413号からそれぞれ終日運休します。熊本〜鹿児島中央間は上りが鹿児島中央発12時35分のさくら556号から、下りが熊本発11時58分のみずほ605号から終日運休します。

特急列車もソニックが博多発13時57分の大分行きソニック29号から終日、にちりん、にちりんシーガイア、ひゅうが、きりしまは始発から終日運休しています。その他の列車にも影響が及んでおり、普通列車も路線によって正午ごろから減便、運転見合わせなどが予定されています。

JR西日本では、山陽新幹線を9月7日(月)の始発列車から終日運転を取り止めます。運転を取りやめる区間は広島駅~博多駅間と博多南線です。また、新大阪~広島駅間は、9月7日(月)に列車本数を減らします。

さらに9月6日(日)22時以降、山口県の山陽線の徳山駅~下関駅間、山陰線の益田駅~幡生駅間など一部の線区で運転を取りやめます。9月7日(月)は、広島・山口地区の在来線すべての線区で、始発列車から終日運転を取りやめ、9月8日(火)は被害の状況によって始発から運転できない可能性があると告知しています。

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