JR西日本は2020年9月7日(月)、山陽新幹線で速度規制を実施し、徐行運転の区間で106キロメートル(km/h)の速度超過で走行したと発表しました。
発生時刻は8時1分ごろ、山陽新幹線の新尾道駅~福山駅間です。広島駅7時26分発、岡山行きのひかり590号は、新尾道駅発車後の7時58分に東京新幹線総合指令所から強風の影響による徐行運転指示を受けました。
ただし、ブレーキ操作が遅れ、通常速度の226km/hで、そのまま約2kmを走行した後、指示に気づき120km/h以下まで減速しました。
速度超過の原因は、運転士が徐行区間を錯誤したためです。乗客約40名にけがはありませんでした。