阪堺電気軌道、10月1日運賃改定 大人全線230円均一に

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阪堺電気軌道は2020年10月1日(木)から、普通旅客運賃を改定します。9月14日(月)付で近畿運輸局から上限運賃変更の認可を受けました。

普通旅客運賃は、大阪市内・堺市内ともに現行大人全線210円均一のところ、全線230円均一になります。両市をまたぐ場合はこれまで通り、住吉駅または我孫子道駅で乗り換えて乗車する1回に限り、合算した運賃額から130円引きとなります。

新運賃での定期旅客運賃平均割引率は、通勤定期が現行34.3パーセント(%)のところ30.0%に、通学定期が67.1%のところ60.1%に変更されます。

阪堺電気軌道の2019年度営業損失は、8,100万円に上る見込みです。2020年から2022年度の3年間の軌道部門営業損失は、現行料金のままでは3億4,700万円の見込みですが、旅客運賃の改定を行うことで3,600万円に減少する見込みです。

なお、上限運賃は、普通旅客運賃が大人250円均一、定期旅客運賃は、大人・1カ月通勤が9,660円均一、通学定期が5,500円均一になります。上限運賃での割引率は、通勤定期は現行32.4(%)のところ35.6%、通学定期が現行67.1%のところ63.3%となります。

期日: 2020/10/01から

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