記念乗車券イメージ
秩父鉄道は、貨物専用線三ヶ尻線内での甲種輸送が終了することを記念して、2020年9月28日(月)から12月31日(木)まで「三ヶ尻線さよなら甲種輸送記念乗車券」を発売します。熊谷貨物ターミナル駅～三ヶ尻駅間で運転を行っていた石炭貨物輸送が2月26日(水)に終了し、同区間が廃止となるため、9月末をもって三ヶ尻線内の甲種輸送も終了します。
「三ヶ尻線さよなら甲種輸送記念乗車券」は、武川から羽生まで大人片道680円1枚、武川から寄居まで大人片道390円1枚がセットになって、発売価格は1,070円です。ポストカードサイズ乗車券で、東武鉄道のリバティ「500系」を熊谷貨物ターミナル駅～三ヶ尻駅～武川駅～羽生駅経由で甲種輸送中の写真を使用しています。
発売箇所は、羽生、熊谷、武川、寄居、長瀞、秩父、御花畑の各駅窓口、ちちてつe-shopです。売切れ次第、終了となります。
三ヶ尻線は、石灰石輸送と、石炭輸送を主目的に1979年10月に熊谷貨物ターミナル駅～三ヶ尻駅～武川駅間に開業した貨物線です。JR高崎線や東武伊勢崎線など、他社線の線路が接続していることを活用し、秩父鉄道の電気機関車で他社の新型車両を貨物として輸送する「甲種鉄道車両輸送」も行っていました。
