東京メトロと日立製作所は2020年10月1日(木)、有楽町線・副都心線用の新型17000系で「2020年度グッドデザイン賞」を共同で受賞しました。
17000系は2021年2月に運行開始を予定している有楽町線・副都心線用の新型車両です。副都心線開業15周年、有楽町線開業50周年に合わせ、2022年度までに全21編成180両を導入予定です。
グッドデザイン賞受賞のポイントは、(1)乗降性の向上やフリースペースなどバリアフリー施策への取り組み、(2)車内の空間性、安心感、清潔感など、乗客の快適さへの配慮、(3)車両情報監視・分析システム(TIMAシステム)による安全・安定性への取り組みが評価されました。
また、制限の多い車両デザインの中で、利用者に寄り添い、細かい工夫を積み重ね繊細で完成度が高く、都市交通の成熟を思わせるデザインも選定理由に挙げられています。
グッドデザイン賞は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれています。