JR西日本は2020年10月24日(土)から11月22日(日)まで、山口線で運行する「SLやまぐち号」の牽引車を「C57 1」から「D51 200」に変更します。なお、運転時刻、5両編成の客車に変更はありません。
「C57 1」は10月10日(土)に山口線の船平山~津和野駅間で発生した車両トラブルにより、梅小路運転区で修繕を行うためです。
SLやまぐち号は、期間を分けて「C57 1」と「D51 200」の2種を使用しています。C57は、細いボイラーと大きな動輪の組み合わせからスタイル全体のバランスがとれ、「貴婦人」と呼ばれています。対照的にD51「デゴイチ」は、大型の貨物用機関車として戦中戦後の国内貨物輸送を支えてきました。「C57 1」の復活、山口線を駆け抜ける姿が待ち遠しです。