東急電鉄は2020年10月26日(月)から、探し物トラッカー「Tile」と連動した忘れ物検知システム「Tileアクセスポイント」を、全路線88駅にを導入します。年間約37万件に上る忘れ物の返還率向上が期待されます。
「Tile」は、世界約195の国や地域で導入されている忘れ物検知サービスで、Bluetoothでスマートフォンと接続し、音を鳴らすことで「Tile」を取り付けた物やスマートフォンを見つけることができるシステムです。
今回、東急電鉄が導入した「Tileアクセスポイント」は、「Tile」が取り付けられた鍵や財布などの忘れ物が、駅窓口に届けられるとBluetoothで自動接続し、クラウド経由で位置情報を持ち主のアプリに通知します。
東急電鉄は、2018年7月から東横線・田園都市線の渋谷駅で実施した「Tile」試験導入の結果、一定の効果が見込めるものと判断、導入を決定しました。