JR東海、通期業績予想 売上半減で純損失1,920億円見込み

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JR東海は2020年10月28日(水)、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想を公表しました。売上高は前期比53.2%減の8,630億円、営業損失1,850億円、経常損失2,580億円、純損失1,920億円の見込みです。新型コロナウイルス感染症の影響から、鉄道の利用が大幅に減少し、夏以降の輸送動向も踏まえ、年末まで現状の利用状況が継続、その後に回復基調に入ると想定しています。

第2四半期決算は、売上高は64.6%減の3,378億円、営業損失1,135億円、経常損失1,507億円、純損失1,135億円でした。コロナ禍の中、東海道新幹線は感染拡大防止の対策を講じつつ、利用状況を見ながら必要な移動ができるような運行本数としました。また、7月には新型車両N700Sの営業運転を開始しています。東海道新幹線の運輸収入は前年比75.4%減の1,625億円、在来線の運輸収入は51.2%減の267億円でした。

中央新幹線では、静岡工区で着工に入れず、品川〜名古屋間の2027年開業は難しい状況になりました。ただし、国の会議、静岡県への説明などで早期開業に向けて引き続き解決に向けて取り組む姿勢です。

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