東京都交通局は2020年10月29日(木)、都営三田線に新型車両「6500形」を投入すると発表しました。全13編成、計104両を投入し、現行の「6300形」と順次置き換えます。
新型車両「6500形」は、ユニバーサルデザインを取り入れ、フリースペースが充実した「人にやさしい車両」となっています。快適な車内空間づくりをめざし、地下鉄車内で無料Wi-Fiサービスを提供します。車内照明はLEDで省エネルギー化、全車両に防犯カメラ設置でセキュリティの強化にも対応します。
都営地下鉄では初めて、走行中の車両各装置の動作情報を車両基地に伝送できる車両情報管理装置を搭載します。
「6500形」は2020年11月に第1編成を導入し、試験調整などを経て、2022年度に営業運転投入の予定です。1993年から運行している従来の「6300形」の6両編成から三田線初の8両編成化し輸送力を増強し、利便性の向上を図ります。