JR九州は2020年11月1日(日)、筑肥線305系電車に設置している広告用サイネージ機器を通じて、「トレインチャンネル福岡」の配信を開始しました。
筑肥線305系通勤型直流電車6編成に設置されたモニターは、総合車両製作所とジェイアール東日本企画が開発した後付け式車内ビジョンシステム「TrainViewer+K」という製品です。この機器は既存の車両に「後付け」で設置することを目的に開発されたもので、JR 九州エンジニアリングが取り付け工事を担当しました。これまで、稼働試験が実施されています。
既存モニターでは、事前設定された停車駅情報・路線図などが放映されていましたが、放映データの逐次更新が可能な通信式モニターを採用することで、幅広い情報を提供します。「トレインチャンネル福岡」では11月1日(日)から、広告配信のほか、ニュース、天気予報などが1ロール最大20分のサイクルで放映されています。