京王電鉄は2020年11月2日(月)、2020年度の鉄道事業設備投資計画を公表しました。総額は225億円の予定で、この中で、車体改修にあわせ一部車両に設置している車いす・ベビーカースペースを全車両に拡大すると発表しました。
計画によると、2020年度は、京王線8000系の2編成、井の頭線1000系の2編成の車体リニューアルを実施し、車いす・ベビーカースペースが整備されます。また、車内ドア上に液晶ディスプレイを2画面設置する工事が井の頭線1000系の2編成に対して実施される計画で、これにより、井の頭線では全ての車両に車内液晶ディスプレイが整備されます。
このほか、京王線8000系3編成、井の頭線1000系2編成を対象に、VVVFインバータ制御装置への更新が行われる予定です。