JR九州、第2四半期の営業収益41%減 中期経営計画の目標取り下げ

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JR九州は2020年11月4日(水)、2020年度第2四半期(2020年4~9月)決算を発表しました。営業収益は前年比41.5%減の1,245億5,200万円と厳しい状況となり、中期経営計画の目標を取り下げました。また、営業損失は205億7,100万円、経常損失は195億2,000万円、四半期純損失は102億4,800万円でした。新型コロナウイルス感染症で需要が激減し、回復の時期は不確実性が高い状況です。

JR九州がグループ各社で展開する事業も厳しく、鉄道高架化工事、新幹線関連工事、マンション工事などを手がける建設グループの売上高が4.4%増加したことを除き、売上高は前年度比20%から50%の減少で、特にホテル業は70%減となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、長期化が予想されることから、中期経営計画の目標を変更します。2022年3月期を最終年度とする計画で、営業収益4,800億円を掲げていましたが、これを取り下げ、2021年5月に予定している2021年3月期決算公表にあわせ、改めて公表します。

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