南海電鉄の空港特急ラピート(南海50000系)は、2020年12月から2021年1月にかけて、貸切列車として高野線橋本駅に初入線します。阪急交通社の旅行商品として同車両を貸切り、難波駅~橋本駅間を運行します。
ラピートは難波駅~関西空港駅間で運行している関西国際空港へのアクセス特急です。2020年は、新型コロナウィルスの影響により、空港線での定期運転を一部運休しています。こうした運用の少ない時期にはツアーなどの臨時列車として活用され、過去には和歌山市駅まで運行するツアーが催行されていますが、今回、高野線橋本駅への入線は初めてとなり貴重な機会です。
南海50000系ラピートは1994年に運行を開始した車両です。1995年には南海電鉄としては初めて、鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しました。外見の独特なデザインから「鉄人28号」や「鉄仮面」、「深海潜水艦」などの愛称で呼ばれています。
■運行日
2020年12月
12日(土)、13日(日)、26日(土)、
27日(日)、30日(水)、31日(木)
2021年1月
1日(金・祝)~3日(日)、
9日(土)~11日(月・祝)、
16日(土)、17日(日)、
23日(土)、24日(日)
■運行時間
難波駅 9:34 発 -> 橋本駅 10:18 着
※12月30日(水)〜1月3日(日)は橋本駅10:21着