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JR東日本千葉支社、京成電鉄、成田国際空港、成田空港高速鉄道と、オブザーバーとして参画する国土交通省、千葉県、成田市で構成する「魅力ある成田空港駅への変身」プロジェクト推進委員会は2017年11月14日(火)、駅施設の改良・改修などの進捗状況について中間とりまとめを発表しました。
今回は、空港第2ビル駅のJR二重改札の解消に取り組むことが決定されたほか、成田空港駅と空港第2ビル駅へのホームドアの整備、空港第2ビル駅の京成スカイアクセス線ホームへの多機能トイレの設置の検討が公表されています。
空港第2ビル駅では、JR線で旅客が到着すると、JRの改札機を通過後、さらに京成側の改札機を通過する二重改札となっており、京成とJRで2019年度中に旅客動線を切り分けます。
成田空港駅、空港第2ビル駅へのホームドア整備は、オリンピック・パラリンピックを契機に国内外から利用する旅客の増加に対応し、2020年までに様々な改良を進める一環として取り組んでいます。旅客や旅客が携える大きなトランク、視覚障害者、車椅子利用者の移動制約者、ベビーカーなどのホームからの転落、列車との接触防止、列車の安全な運行を維持を目指して整備を検討しています。
また、空港第2ビル駅の京成スカイアクセス線ホームにトイレが設置されていますが、これと別にあらたに移動制約者を含め誰でも利用できる多機能トイレの設置をめざしています。
このほか、中間とりまとめでは、地震に強い鉄道施設を作るための耐震補強工事について成田空港高速鉄道が国、千葉県、成田市から補助金を受けて実施、2017年度中に完了する予定となっているほか、空港両駅の古くなった機械設備やエレベーターやエスカレーター、トイレの更新工事、空港両駅で、床・壁・天井やホーム階の鋼管柱のリニューアル、清掃なども検討されています。
