東海道線特急、自由席を廃止 座席を後から選択できる指定券導入

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E257系リニューアル車(BeiMax55さん撮影)

©BeiMax55さん

JR東日本は、2021年春のダイヤ改正にあわせ東海道線特急の全車両をE257系リニューアル車両に統一、自由席を廃止して全車指定席とします。これにあわせ、新たな着席サービスを導入します。

新サービスは、これまで販売されている「指定席特急券」に加え、「座席未指定券」が販売されます。「座席未指定券」は、乗る列車が決まっていない場合、空席がある場合に着席できるきっぷです。

購入後に券売機やみどりの窓口で座席を指定できるほか、未指定状態のままでも座席上方ランプが空席を示す場合に着席できます。車内に空席がない場合はデッキなどの利用になります。新たな東海道線特急は全車指定席で、乗車には乗車券に加え、「指定席特急券」または「座席未指定券」の購入が必須です。

未指定券の発売額は、通常の指定席特急券と同額です。「通常期」、「繁忙期」、「閑散期」の区分はなく、年間を通して同じ料金で利用できます。なお、車内で普通車の特急券を購入した場合、駅で事前に購入する特急料金よりも260円高くなります。

このほか、新たに開始される「えきねっとチケットレスサービス」で指定席特急券の購入が可能となり、指定席1席の利用につき「えきねっとポイント」が30ポイント貯まります。

※当初配信の記事のうち、座席未指定券の説明を配信後に修正しました。お読みいただいた皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。(2020-11-27 17:32)

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