JR東日本は2020年11月13日(金)、2020年12月に支給予定のボーナスについて、2.2カ月分を支給すると組合に回答しました。2019年度の冬のボーナスは3.18ヶ月分で、前年比約30%の減額です。1987年の会社発足以来始めての赤字決算に伴い、期末手当としての支給額は最低水準となます。
同社の2021年3月期の第2四半期決算は、売上高が前年比48.2%減の7,873億円、営業損失は2,953億円、経常損失は3,355億円、当期純損失は2,643億円の赤字と、過去最低の営業収益を計上しました。
すでに公表している、JR西日本、JR東海と同様、新型コロナウイルス感染拡大の影響により運輸収入が大幅に落ち込んだことに加え、ホテル、駅ビルなど、同社の生活サービス部門の業績も悪化していました。