京都鉄道博物館は2020年12月19日(土)から12月22日(火)まで、JR西日本の電気検測用の事業用車「国鉄443系電車」を特別展示します。展示場所は本館1階 「車両のしくみ/車両工場」エリアです。
「443系」は、走行しながら電車に電気を供給する「架線」の状態を検測し、異常箇所の発見やメンテナンス計画のためのデータを収集する検測車です。国鉄時代に2編成4両が製造され、JR発足後はJR西日本とJR東日本へ1編成ずつ配置されました。その後、JR東日本では、2003年にE491系電車「East i-E(イーストアイ・ダッシュイー)」と置き換えられ廃車となっており、現役で活躍を続けているのは、今回展示される1編成(クモヤ443-2+クモヤ442-2)のみです。
なお、営業線を運転して搬入するため、輸送上の都合により展示を中止する場合があります。