京阪電気鉄道は2020年12月20日(日)、中之島駅において5000系誕生50周年記念イベントを開催します。座席昇降の実演やグッズ販売が予定されています。
このイベントは、京阪本線、鴨東線、中之島線を走行する5000系が誕生50周年を迎えるにあたって実施されます。5000系はラッシュ時に5扉すべてを使用することで乗降をスムーズにし、それ以外の時間帯には2扉を締め切り、扉上部に格納していた座席を下降させ座席数を増やすことができる特徴ある車両です。5扉運用はダイヤ変更に伴い1月29日(金)をもって終了となります。
12月20日(日)は、12時30分から15時まで、3番線ホームに停車中の車両を使用し、座席昇降実演観覧会が開催されます。30分おきに計4回、座席昇降の実演をホームや車両内から見学することが可能です。座席昇降のホームからの観覧は無料ですが、車内からの観覧は有料となります。
展示終了後の5000系は、臨時列車として普段はラッシュ時しか利用できない5扉運用で運転されます。列車は中之島駅を15時2分に出発、区間急行として萱島へ向かいます。
また、11時から15時まで、中之島駅コンコースでオリジナルグッズ販売会が開催され、50周年記念ラッシュ用ドアマグネットや記念マスキングテープが販売されます。価格はいずれも500円です。
※運転時間について、記事配信時の内容を訂正しました。お読みいただきました皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。(2020/12/17 15:09)