JR東、KDDIと共同で新幹線リモートワーク実証実験へ

ニュース画像:新幹線ワークプレイスイメージ - 「JR東、KDDIと共同で新幹線リモートワーク実証実験へ」
新幹線ワークプレイスイメージ

©JR東日本

JR東日本とKDDIは2020年12月14日(月)、ポストコロナ社会を見据えた、新しい分散型のまちづくり 「空間自在プロジェクト」の実現に向け、基本合意書を締結しました。このプロジェクトでは、新幹線車両の一部でリモートワーク推奨車両の実証実験も実施します。

両社は「空間自在プロジェクト」に基づき、まちづくりのコアシティとなる品川開発プロジェクトの推進や日本各地に分散拠点としてのサテライトシティの開発、コアシティとその周辺でのモビリティサービスの開発を検討し、共同事業化を目指します。

共同事業の例として2021年春以降、移動中も効率的に働ける環境づくりを目指します。新幹線車両の一部では、個別の通信回線を提供するリモートワーク推奨車両「新幹線ワークプレイス」の実証実験を順次実施します。また、場所や時間に捉われない多様な働き方やくらしを創出することを目的に、セキュアな IT環境を整備したワークプレイスを東京と神奈川・埼玉・千葉エリアを対象に実験的に開設します。

イメージ画像では、既存の新幹線とは違い、大きな窓のある開放的な車内で、座席もオフィスさながらの広さを確保し、ソーシャルディスタンスが保たれたプライベートデスクとなっています。今後は移動時間を本格的な業務時間として費やし、移動先では観光などに多くの時間を充てて楽しめる「ワーケーション」の流れが広がるかもしれません。

期日: 2020/12/14から

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