JR西日本は2021年4月1日(木)から、通勤の快適性を高めた「新しい通勤スタイル」の定着を目指した取り組みを開始します。ICOCAポイントが貯まるサービスを中心に、駅や列車の混雑状況の情報提供、混雑回避・着席ニーズに対応するサービスを拡充します。
ICOCAポイントが貯まるサービスは、2021年4月1日(木)から2022年3月31日(木)まで、京阪神エリアで実施します。発駅エリアは大阪近郊区間に姫新線、播但線、和歌山市駅を加えたエリア、対象着駅エリアは大阪都心部の33駅で、大阪都心部へ鉄道を利用し、通勤用ICOCA定期券を利用した方を対象とします。平日の朝、対象発駅エリア内の駅で通勤用のICOCA定期券で入場後、ピーク後の9時30分から10時30分などに、対象着駅で出場すると、利用1回毎にICOCAポイント20ポイントを獲得できます。なお、ICOCAポイントサービスの利用は、無料の利用登録が必要です。
さらに、主な線区・区間の列車の時間帯別の混雑状況、主な駅の利用状況をホームページ、Twitter、駅で告知します。MaaSアプリ「WESTER(ウェスター)」でも駅混雑度の傾向が情報として確認できます。
また、混雑回避、さらに着席ニーズの高まりを受け、指定席車両の拡大に取り組んできた通勤特急は、指定席車両をさらに拡大し、停車駅を追加するなどサービスを充実させます。コロナ禍で注目される非接触・チケットレスサービスも充実させ、スマートフォンで予約、事前にきっぷを受け取ることのない手軽な「J-WESTチケットレス」の利便性を高めます。