JR西日本は2021年2月頃から、近畿・岡山エリアにおける紙の遅延証明書の配布を取り止めます。同社ホームページで発行している遅延証明書の対象時間帯を拡大するための対応です。
対象地域は、京阪神地区、和歌山地区、北近畿地区の近畿エリアが2月頃から、岡山・福山エリアが4月1日(木)からです。なお、新幹線・特急列車は、引き続き駅で遅延証明書を配布します。
JR西日本では、本格的な人口減少社会の到来により労働力の確保が困難になる中で、利用者自身で対応する「セルフ化」を進めてきました。また、新型コロナウイルス感染拡大により利用者の「非対面・非接触」へのニーズが高まっています。そこで、感染予防、不安解消を目的に、紙の遅延証明書の配布を取り止め、さらなる「セルフ化」を図ります。
ホームページで発行している遅延証明書の対象時間帯拡大は、2月頃から実施予定です。なお、現在は7時から10時が対象時間となっています。 詳細については、改めて発表されます。