JR東日本は、2021年3月13日(土)のダイヤ改正にあわせ、男鹿線に交流蓄電池電車ACCUM「EV-E801系」5編成を追加投入します。この追加投入により、男鹿線すべての列車がEV-E801系に統一されます。
交流蓄電池電車ACCUM「EV-E801系」は、搭載した蓄電池によって交流電化区間と非電化区間を走行できる車両です。2017年3月から2両1編成を男鹿線に先行投入して営業運転を行ってきました。今回の追加投入により、男鹿線は編成両数にかかわらず全列車ワンマン運転となるため、JR東日本は運転士が乗客の乗降を確認できる「車載ホームモニタシステム」を導入します。
このほか、3月13日(土)のダイヤ改正では、秋田発男鹿行き下り列車の運行本数が1本削減され、秋田〜男鹿間の下り平均所用時間は2分、上り平均所要時間は4分削減されます。
なお、これまで使用されてきたキハ40・48形は、EV-E801系の追加導入にあわせ、引退となります。1月30日(土)からは、「ありがとう」ヘッドマークを掲出して運行される予定です。