京急電鉄は、2021年春にロングシート・クロスシートの切替が可能な新1000形を導入します。
新造車両は、座席指定列車や貸切イベント列車などフレキシブルな運用に対応するとともに、ウィズコロナ時代において安心・快適に電車を利用してもらえるよう、車内設備を一新します。
ロングシート・クロスシートの切替可能な自動回転式座席を採用し、座席幅もウィング号等で使用している2100形より10ミリメートル(mm)拡幅した京急車両の中で一番広い座席となります。また、京急車両では初めてバリアフリー対応の洋式トイレや全座席にコンセントを設置、防犯カメラも各車両に設置されます。
新型コロナウイルス対策として、抗ウイルス効果が確認された抗菌・抗ウイルス座席シート地を採用し、冬季の暖房と外気導入空調による換気を両立、車内換気を維持できる車両となる計画です。
4両編成を2本、計8両が導入され、2021年春から順次営業運転が開始されます。