流し撮りで撮影された常磐線 E231系
2020年1月20日(水)から、首都圏の鉄道各社で終電時刻の繰り上げが実施されています。この周知を図るために発信した国土交通省公式ツイッターの写真が「うますぎる」と話題になり、周知効果アップに一役買っていると注目されています。
鉄道事業を管轄する国交省も周知徹底のため「鉄道利用者のみなさまへ」として実施1週間前の1月13日(水)に予告ツイートを発信しました。そこにアップされた写真がホームから撮影された常磐線のE231系電車です。ツイート後、すぐに「いいね」、「リツート」が急増しツイッター上で話題となりました。このツイートは、 1月21日(木)正午時点でリツイート5,891件、いいね9,185件を集めています。
写真は流し撮りと呼ばれる手法で、コメントには「うますぎる」「流し撮り教えてください」など絶賛する声が多数寄せられました。
ネオン街を足早に駆け抜ける山手線 E235系
さらに、繰り上げ実施前日の1月19日(火)に、再度予告ツイートを発信しました。今度は新宿らしきネオンの中を走り抜ける山手線E235系電車が。またしても素晴らしい写真がアップされたため、再び話題となりました。
朝日新聞の取材によると、この写真を撮影したのは、国交省鉄道局危機管理室の男性職員です。約30年、鉄道の写真を撮り続ける「撮り鉄」さんです。写真の撮影技法は、カメラ雑誌などを参考に、独学で覚えたとのこと。「多くの人の生活に影響する話題なので、なんとか目を引くように思い切って選んでみました」と話す通り、多くの人に拡散され、見事に周知されたのは間違いないでしょう。
