JR東日本とJR東海は、東海道線の東京〜大垣駅間で運転してきた夜行臨時快速「ムーンライトながら」の運行終了を発表しました。利用者の行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたこと、また使用している車両の老朽化が運行終了の理由として挙げられています。
「ムーンライトながら」は1996年に運行を開始した列車です。乗車券と指定席券で乗車できる手軽な列車として人気を博しました。2009年3月からは臨時列車として「青春18きっぷ」の利用期間などに運転されていました。2013年以降は3月に定期運用が終了する国鉄185系電車が使用されてきました。
2020年夏以降は、新型コロナウイルスの影響により運行されていません。2020年3月が最終運転となりました。「ムーンライトながら」廃止により、全ての「ムーンライト」が消滅となります。