南海電鉄は2017年11月23日(木・祝)の始発から、南海本線の樽井~尾崎間の路線仮復旧が完了し、上下線の通常ダイヤでの運行を再開しました。
南海本線では、10月に発生した台風21号により、樽井~尾崎間の男里川に架かる「男里川橋梁」が陥没、仮復旧工事が実施されていました。工事では、被災した下り線の橋脚の前後左右に鋼杭を打ち込み仮橋脚を立ち上げ、橋桁を元の位置に戻す工事を進めた後、線路関係の復旧工事が実施されています。通常運転の再開に伴い、他社線への振替輸送も終了しました。
南海電鉄では、今後、恒久的な対策として、男里川橋梁の本復旧工事を2018年5月末までに実施し、鉄筋コンクリート構造の橋脚を新設する計画です。