秋田内陸縦貫鉄道は2021年2月13日(土)から、新観光車両「秋田縄文号」の運行を開始します。
「秋田縄文号」は、AN2000形「AN-2001」号車を改修して製造されたものです。沿線に点在する縄文遺跡群をイメージコンセプトに装飾が施されています。外観は土をイメージしながら重厚感のある濃い茶色で、下部に縄文風のラインをあしらい、車内には随所に沿線で出土した縄文土器や土偶・岩偶をイラストで紹介しています。イラストは、仙北市在住で絵手紙などの作品を製作している鈴木一枝さんが担当しました。
2月13日(土)の運行開始に先立ち、2月11日(木・祝)14時から、阿仁合駅で関係者を対象としたお披露目会が実施され、その後阿仁合〜比立内を往復します。2月13日(土)の営業開始1番列車は、阿仁合9時15分発、角館10時23分着で運行します。
なお、感染症対策のため秋田内陸線は、急行もりよし号の一部が減便対応となっていますが、2月13日(土)に限り、「秋田縄文号」の車両を急行もりよし号と同じ停車駅、同じ時刻で、快速列車として運行します。