近畿日本鉄道は2021年3月6日(土)から、近鉄12200系電車(新スナックカー)引退記念乗車券の予約受付を開始します。また3月12日(金)から、記念グッズを発売します。近鉄12200系は2月12日(金)に定期運用を終了しており、引退記念乗車券と記念グッズは今までの感謝の気持ちを込めて発売されます。
近鉄12200系は1969年から8年間にわたって製造、近鉄特急の主力車両として運用され、製造数は近鉄特急の中で最多の168両を誇りました。車内に軽食コーナーを配置する12000系「スナックカー」を基本として製造された12200系は「新スナックカー」と称されました。
今回発売する引退記念乗車券は、往年の懐かしい姿と現在の姿がデザインされた2種類で、大阪難波駅から1,220円区間ゆきの片道乗車券と、近鉄名古屋駅から1,220円区間ゆきの片道乗車券です。先行予約は、3月6日(土)10時から3月11日(木)17時、インターネットで事前に受け付けます。大阪上本町駅または近鉄名古屋駅で、3月12日(金)から28日(日)までの間、事前予約で指定された日に購入可能です。価格はそれぞれ1,220円で各駅先着700人です。さらに3月29日(月)から9月30日(木)まで、3,000枚を一般発売、売り切れ次第発売を終了します。
引退記念グッズは「ピンバッジセット」と「メタルキーホルダー」の2種類です。近鉄百貨店ネットショップで3月12日(金)10時から販売します。
「ピンバッジセット」は懐かしの特急マーク、スナックカーロゴ、車両外観をデザインしたピンバッジ3種のセットです。価格は税込2,500円で販売されます。「メタルキーホルダー」は、車両番号とスナックカーのロゴをデザインしたキーホルダーで、専用ケース付きです。価格は税込1,600円です。