JR東海、N700Sで採用する着雪防止対策を試行へ N700系3編成で実証

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「N700S」で採用予定の着雪防止対策

©JR東海

JR東海は2017年11月24日(金)、2020年度から営業運転を開始する予定の東海道新幹線の新型車両「N700S」で採用する着雪防止対策について、現行のN700系営業車を用いての試行を実施すると発表しました。

試行される着雪防止対策は、「台車カバー形状の改良」、「融雪ヒーター付フサギ板の取付け」の2点です。N700系営業車での試行結果は、N700Sに反映される計画です。今回の試行では、N700Sで採用する最終仕様についての検討が進められます。

「台車カバー形状の改良」では、台車下部の開口面積を最大限縮小するようカバー形状を改良、台車部へ流れ込む空気を抑えることで雪の舞い上がりによる着雪を低減することを目指しています。「融雪ヒーター付フサギ板の取付け」は、JR東海が開発した高出力で着脱可能な融雪ヒーター付フサギ板を採用し、フサギ板の表面温度を融雪に効果的な温度に保つことで着雪量低減を目指します。

なお試行は、N700系営業車3編成で実施される予定です。

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