東武鉄道は、2016年1月から埼玉県川越市の新河岸駅で実施していた駅舎整備工事について、2017年12月3日(日)始発列車から新駅舎の使用を開始すると発表しました。これに合わせ、使用開始を記念した「新河岸駅自由通路及び駅舎竣工 記念乗車券」の発売も開始されます。
12月3日(日)から使用開始されるのは、東上線新河岸駅の東西自由通路、橋上駅舎です。これまで改札口の無かった駅東口からのアクセス向上が図られるほか、駅舎東西往来の利便性が向上します。
駅舎デザインは、地域の歴史、伝統、文化と自然を尊重し、江戸時代から昭和初期まで盛んだった新河岸川の舟運の面影を残した元舟問屋の印象を取り入れています。駅コンコース内には、快適性の向上施策として豊かな自然を享受させる「壁面緑化整備」、新河岸川をなぞらえた地域の歴史・伝統を享受させる「意匠照明整備」、これらの効果を向上させる「アロマディフューザー整備」が取り入れられています。
記念乗車券は、新駅舎が供用開始される12月3日(日)から12月30日(土)までの期間、新河岸駅、川越駅、川越市駅で1枚300円で発売されます。記念乗車券は、新河岸〜川越市間の往復乗車券で、券面には、新河岸駅東口の新駅舎の画像が使用されています。
詳しくは、東武鉄道のウェブサイトを参照ください。