展示館の内部
JR東日本水戸支社は2021年3月31日(水)、福島県南相馬市の原ノ町運輸区内に「復興の歴史」展示館を開設します。
展示館は、2011年の東日本大震災の発生から2020年の常磐線全線運転再開までの復興の歩みついて紹介する施設です。駒ケ嶺～浜吉田間における被災前後の線路移設復旧が学べる模型のほか、津波による旧新地駅構内の被災状況が学べる模型、津波を疑似体験し、津波発生時に直ちに 高所に避難する行動を学べるVRなどが展示されます。
原ノ町運輸区では2019年6月から、社員が力を合わせ、災害への備えを学び、風化させることなく後世へ伝承することを目的に手作りの展示をはじめていました。震災から10年という節目を迎えるにあたり、新たなコンテンツを追加し、JR東日本グループ社員の安全意識のさらなる向上を図る場として展示館を開設します。
